警察からの電話
2016/09/04
まさかでした、でもいつか来る日が来たんだと・・
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本当に他人事のように思えた。
でもこういう日が来ても不思議ではない状況でもあった。
それでも、いざとなると信じられず、私はあせった。
親バカかもしれないけど、私が身代わりになって済むならそれでいいと思った。
ある日、警察から電話。
私は「あぁ、とうとうやってしまった」という気持ちで、神様、娘を助けてくださいと祈りながら警察へと向かった。
娘が小学生になり、入学式のすぐあとに息子が生まれた。
娘に続きまた帝王切開での出産だった。
娘の時と違うのは男の子の誕生ということで、夫は涙を流して喜んだ。
待望の男の子誕生。
でも退院後は休む暇もなく家政婦のようにこきつかわれた。
その頃から私たち夫婦の愛情は、DV夫に「今すぐ捨ててこい」と言われた娘から、どんどん息子に向かっていってしまった。
それが警察からの電話の原因と思っている。
息子が産まれた時、娘はまだ1年生なのに甘えて来ることもなくしっかりしている子だと、私は勝手に思っていた。
だけど、それは違っていた。
やがて小学校高学年頃から、娘はいろいろなサインを出し始めた。
娘は「私をみて、私を愛して」と口に出して言えない苦しみにもがいていたのだろう。
私は、そのことに気づいていたのかもしれないけど、DV夫の手前、気づかないふりをしていたのかもしれない。
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